2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

詩に関すること(その1)

自分にとって、詩とは白紙の街で生きるような行為であり、空白を常に前にして向かう、透明な悲しみのようなものである。そういうことを最近思った。誰もが、白紙の崖で倒れながら、けれども倒れずにたたかっている。そのような光景が、詩の原点のように思わ…

制作日誌6

相変わらず、箱についての詩を書いている。僕はインスピレーションを尊重しながら、常に言葉に向かい合いたいと考えているが、なかなかうまくいかないことが多い。人付き合いと同じで、言葉も生き物なので、こちらの思う通りには進まない。調子がいい時は楽…